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起業の心構えがこれ一冊で!経営者人脈豊富な著者が語る「経営者に求められる資質」とは?

内田雅章さんの

『起業力入門 20代で社長になる7つのステップ』
を読みました。

 

 

起業力入門 20代で社長になる7つのステップ

起業力入門 20代で社長になる7つのステップ

 

 


内田さんは「人脈マッチングスペシャリスト」として活動しながら、
自身の「人脈力」の考え方を伝えるための
出版活動もしています。

この本は、7つの章段からなり、
起業を志す人が持つべき心構えが書かれています。

今回はその中から、僕が「なるほど!」と思った内容を
抜粋してご紹介します。

ちなみに、44個ありますので、
その全てができているかをチェックするより、
自分に足りていないものを見つけるために
読んでいただくと良いでしょう。

それでは、始めますよ。
自分が出来ているか、自分に問いかけながら
読み進めて見てくださいね。


経営者(社長)たるもの

 

・「今、自分の魂は輝いているか?」を常に自分に問うべし

・「自分のやりたいこと」よりも、「人が喜んでくれること」をやるべし

・いつも笑顔でいるべし

・陣の成長に対する、あくなきハングリー精神を持つべし

・熱い心の火を消さざるべし

・人並み外れた忍耐力を持つべし

・楽な環境より、得るものが多い環境に身を置くべし

・人の心の機微を理解するべし

・図々しさと謙虚さを持ち合わせるべし

・相手から何かを欲する前に、相手に与えることを考えるべし

・具体的な期限や数字の目標を掲げ、常に自分に負荷をかけるべし

・本を読むべし(古本屋の百円の古本でもいい)

・自分を評価するときは、第三者の評価を参考にするべし

・サラリーマンを経験するべし

・(サラリーマン時代には)理不尽だと感じることも、法律違反でなければ必ずやり遂げるべし

・(サラリーマン時代には)たとえ困難な仕事でも、自分への試練と思い、やり遂げるべし

・(サラリーマン時代には)将来の会社の資本金を1,000万円貯めるべし

・(サラリーマン時代には)時間管理術を身につけるべし

・(サラリーマン時代には)社長の決断の仕方や危機回避の仕方、苦労を見て勉強するべし

・(サラリーマン時代には)利益を生み出す力を鍛えるべし

・(サラリーマン時代には)独立のタイミングは自分で決めず、周りが勧めてくれる時期を待つべし

・自分の得意分野で事業を始めるべし

・毎月の予算をコンスタントに達成できるようになってから、独立するべし

・人からの頼みは1分以内に結論を出すべし

・人の心に残るような人間になるべし

・人に貸しを作るときは、社会全体に貸しを作っていると考えるべし

・自分に相談して来た人に、恥をかかせるべからず

・決定権がある人間とつながるべし

・ちょっとしたお土産を人に渡して、「あなたを気にかけていますよ」と伝えるべし

・「自分は人に生かされている」ということを、理解するべし

・自分に関わってくれた全ての人をハッピーにしようという気持ちで生きるべし

・自分が得意でないことは人に任せるべし

・お金の使い方を学ぶべし(割り勘は、相手と次につながる機会を逸する)

・収益がみこめないアイディアは諦めるべし

・自分が豊かな生活をすることを目的に、会社を営むべからず

・中途半端に相手を褒めず、叱るべきときは叱るべし

・身内を人に紹介するときは、褒めながら紹介するべし

会社四季報をよみ、近い会社のことをよく理解するべし

・仕事に命をかけられることは当然である

・マンツーマンで自分にアドバイスをくれる師匠を見つけるべし

・師匠が自分を受け入れてくれるかどうかは、「自宅に招いてもらえるか」で測るべし

・一度師匠を決めたら、徹底的にその人をパクるべし

・相手が心から望んでいることに貢献するべし

・人と話したりプレゼンをするときは、内容を暗記するべし


いかがでしたか?
「今の自分はこの部分を伸ばすべきだ」
ということが見つかったら
この記事を読んでいただいた
価値があるんじゃないでしょうか。

 

〜10,000冊プロジェクト参加中〜


『起業力入門 20代で社長になる7つのステップ』
著者:内田雅章       発行日:2010年7月30日
評価:★★★★★  
読破冊数:8/100冊

■著者はこんな人です

内田雅章さん
・人脈マッチングスペシャリスト
若い頃より、人脈の力を理解し、活用することで自身とその企業を成長させてきた。
LINE元社長森川氏、ドンキホーテ創業者安田氏など、著名経営者とも即アポが取れる豊富な人脈をもつ。

■私がこの本を読んだ目的・動機

内田雅章さんの講演会に行き、
この人の持つ「貢献力」「win-win構築力」の素晴らしさに感銘を受け、
もっと内田さんから多くを盗みたいと思ったから。

■最も価値ある学びはこれでした

「お金を作るのが下手な人は企業すべきではない」

■これを読んで、私は明日からこうします

常に経営者感覚をもち、お金を生むこと=相手に価値提供をし、適切な対価を得ることを、計画性を持って実行して行きます

■こんな人におすすめの本でした

「起業をしたい」ということは決まっているけれど、最初のアクションをどうすればいいかわからない人

◾️目次

(第1章)成功する起業家の条件
(第2章)サラリーマンを経験して、会社を知ろう
(第3章)企業の準備で大切なこと
(第4章)人との繋がりがあってこそ会社は動く
(第5章)「人間力」と「金戦力」が会社を成功に導く
(第6章)会社を成長させる社長の仕事
(第7章)成功の陰には師匠あり