集客の常識が変わる?店舗型ビジネスなら押さえておきたい、Googleマップの最新動向(2018年11月)
毎週月曜は朝活ネットワーク。
今日の進行役は
「ネットに詳しい経営コンサルタント」
として日経新聞にも紹介された
株式会社はちえんの坂田誠さん。
テーマは
【情報戦争は「検索からマップへ!
今知るべきGoogleマップの今と未来!】
です。
年に1回の朝活ネットワーク登壇。
今回はgoogleが昨年からCMを流している
「Googleマップ」の重要性について
教えてもらいました!
目次
***
◉googleの戦略の転換
・昨年からのgoogleのCMのメッセージ
⇒お店探しにHPを見なくても
googleのページ内で調べられる
・googleマップのオススメは
どうやって決められている?
⇒口コミだけでなく、GPS情報による
来店客数やネット上の噂など
様々な情報を総合評価する
・検索キーワードは曖昧でもいい
⇒「いい感じのカフェ」
「手ぶらでバーベキュー」
「痛くない歯医者」など
なんとなくのキーワードでも回答できる
・今までのように、
具体的なキーワードを検索して、
いくつかのHPを見比べる時代は終わる
⇒googleに推奨表示されないことが
致命的になる時代が来る
◉googleの情報戦略はリアルへ
・ネット上のデータを収集するのは
ほぼ完了した
⇒GPSによる位置情報や利用者の
属性情報を収集し、
リアルな情報を元にした検索結果が
できるようになった
・googleの弱みは購買情報は
あまり集められていないこと
⇒それ以外は、ほぼgoogle一強
・googleの回答の信頼性が高まると
検索結果から選択肢を検討するという
行為はなくなる
⇒全てはgoogle任せに?
・googleのサービス提供はグローバル
⇒訪日外国人の行く店も、
google任せになるかも
・予約や決済機能も充実度を増す
お店の予約ができるようになったり。
・google検索上でユーザーから店舗に
ダイレクトメッセージが送れるようになった
⇒電話問い合わせもなくなる?
・googleの一挙手一投足が極めて重要
⇒googleの意に沿わないことをすると、
ウェブ上から消される恐怖
・情報を充実させるローカルガイドの存在
⇒ マップの情報を充実させる写真や
口コミなどをgoogleに提供すると
ポイントがもらえて、レベルが上がる
⇒レベルの高いガイドの口コミは
より上位に表示される
最重要経路になっている
・googleに愛される一番の方法
⇒googleが指定してくる方法で
情報をたくさん発信し続けること
・googleから愛されれば、
googleが勝手にお客さんを連れてきてくれる
⇒ある意味、googleは最強の営業マン
◉まとめ
「みなさん、これからはgoogleが
神様のように世界を支配します。
googleによる優しい世界征服です。
ちゃんとgoogle教に入って、
google様に嫌われないようにしましょう。
広告費をたくさん使うよりも
googleに愛されればタダで
お客さんを増やせますよ。」
という坂田さんのメッセージ。
ビジネス的には、間違いないでしょうね。
しかし天邪鬼な僕は、
時流や大勢に乗るのが好きじゃない。
だからニッチな存在なんだろうな(笑)
でもgoogleのビジョンである
「1クリックで世界の情報へ
アクセス可能にする」
(To provide access to the world’s
information in one click.)
はやはり究極の「easy」であり、
これからも人々を魅了し続けます。
googleがそこに邁進する限り、
googleの影響は強くなるはず。
ワンクリックで自分や自分のビジネスのことを
知ってほしいと思う人は、
googleからの要求に答えて情報提供し、
googleと同じ理想郷を作ることに
協力するのが良いのではないでしょうか。
坂田さん、最新のgoogleマップ事情と
googleの戦略のお話、
とても参考になりました。
ありがとうございました!!
◉中島の気づきと疑問
・googleの回答が信頼できるとしても
探す楽しみは残るのでは?
・「いい感じの〇〇」みたいな
あいまいな問いかけに対して
検索があまりにも正確に答えると、
「自分らしさ」を知る機会が失われる
気がする
・なんでもgoogleで調べられて、
みんながgoogleのオススメのお店に
行くようになると、
googleに勧められない店の価値が
逆に上がる気がする
◉今日の学びをどう生かす?
・ネット企業は多々あるけれど、
googleが最強なのは間違いない
⇒まずはGoogleマップの
ローカルガイドに登録して、
Googleマップを使う習慣をつけて、
googleの動向に敏感になる
・メディア運用においては、
Twitterは未だユーザー数、
アクティブユーザー数において
Facebookを上回っているので、
⇒Twitterの再稼働