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【「得ようと思ったらまず与えよ」はどう実行する?】1分で1億円の契約を取る方法- 人脈をおカネに変える営業力 - /内田雅章(朝日文庫)その2

この記事は、
1分で1億円の契約を取る方法- 人脈をおカネに変える営業力 - /内田雅章(朝日文庫
のブックレビューです。

 

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お金でも名声でも、私たちが何か
「これが欲しいな」と思ったら、
大抵のものは人から与えられるしか
ありません。
「買う」というのも、お金を渡して
物を受け取るわけですが、
その「お金」をもらうのは、
自分が何かをして、その結果として
相手から与えられる。
つまり、何かが欲しいと思ったら、
自分が何かを与えるのが先。

ということは、
何か欲しいものがあるならば、
「どうやってそれを手に入れよう?」
と考えるよりも、
「自分は何を与えられるだろう?」と
考える方が、理にかなっていると言えます。

しかし、「自分に何が与えられるのか?」
と考えても、意外と出てこない。
それは、「与える」という言葉を
非常に厳しく定義しているからだと思います。
「与える」≒「幸せにする」
≒「喜ばせる」くらいの感じで、
「自分はどうやって人を
喜ばせられるだろうか?」
と言い換えてみたら、どうでしょうか?


『第1章 「相手のニーズ」への感度を磨け!』
では、著者の内田さんが、
相手のニーズ(されたら嬉しいこと)を
察知して、実際に相手を喜ばせるために
意識していることが紹介されます。
例えば、
「普段から人と会うときに、
“この人は何をしたら喜んでくれるだろう?“
と考える癖をつける」
「目上の方と会うときは、下調べをして
今何に関心を持っているかを推測する」
などです。

そして、実は「その気になれば」
誰でもできる「人の喜ばせ方」が
紹介されています。
1)人を紹介する
2)情報を提供する
3)機会を提供する
それ以外にも、「人が面倒に
思いそうなことを率先してやる」
というのは、まさしく「その気になれば」
誰でもできることです。

お金のかかる大規模なことではなく、
自分のできる範囲内で相手を喜ばせて、
小さな貸しを積み重ねて人脈を作って、
いつかはその人脈が自分の力になる。
お金やビジネスチャンスを
呼び込んでくれる。
そうでなくても、人を喜ばせることで
自分の心も満たされる。

「何をしたら相手は喜ぶのかな?」
シンプルだけど人間力が試される
問いだと思います。

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1分で1億円の契約を取る方法
- 人脈をおカネに変える営業力 -
/内田雅章(朝日文庫
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内田雅章 名古屋講演会
2018年5月26日(土) 14時〜17時
https://www.facebook.com/events/2011573269055583/?ti=icl
(ブログ管理者も参加します)

 

 

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