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【企業は人が財産と言うけれど…】どんな人材こそ、自社にとって本当に財産となりうるのか?

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日経MJ 4/16号より、
家事代行サービス「ベアーズ」の
高橋社長のインタビュー記事が載っています。

***

今後、市場の拡大が見込まれる
家事代行サービスの大手である
ベアーズ。
家事代行は、料理や部屋の掃除などを
代わりにやってくれるということで、
単身者や共働きの家庭など、
仕事が忙しくて家事に手が回らない人が
お客様です。

単純に考えれば、お客様のニーズは
「より早く、より安く、より高品質」な
家事代行サービスの提供です。
しかし高橋社長は、
他社との差別化のポイントとして

「自分の部屋や家庭を任せてもらうには、
お客様から信頼を得ないといけない。
そのためにはスタッフの人間力
高めないといけない。
技術より人間力が大事。」

と語ります。

ここで高橋社長が言っている「人間力」とは、
・相手のニーズや期待を感じ取る力
(作業の手際の良さよりも、
話し相手になってほしい人もいる、とか)
・お客様のことを好きになる力
(好きな相手には自然と笑顔で接するから)
のようです。

「当社の強みはスタッフです」とか
「選りすぐりのスタッフが…」とか
よく広告フレーズとして見かけますが、
スタッフに求められる魅力や人間力
業態によって変わります。

「企業は人が財産」とよく言いますが、
皆さんの会社は、
「財産」である人材に求められる
人間力」の中身を、
明確に言語化できていますか?

これを考えることは、
商品やサービスを通じて、
どんな価値を社会に提供していくかを
考えることであり、
企業や組織の“使命”を考えることと
同じなんだと思います。

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