SNOW FLAKE BLOG - マーケティングとブックレビュー -

分かりやすいマーケティング解説と、読む価値のある本のブックレビュー

【デジタルネイティブ世代の熱い思い!】

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月曜の朝は朝活ネットワーク名古屋。

今日の進行役はコンサルタント見習いの

若手営業マン、石川真衣さん。

スライドに「内容てんこ盛りver」と

書いてあった通り、

本当にてんこ盛りの内容で、

きちんとメモが取れませんでした(笑)

学生時代にはいじめにあったり

おうちが貧乏だったりと苦労人の石川さん。

しかし、今では東証1部上場企業の

新人営業マンではトップの成績を収め、

入社2年目にして

「世の中を良くするために自分に

何ができるのか」という使命感を持って

仕事をしています。

そんな石川さんから、営業や仕事に対する

熱い想いを語ってもらいました!

 


***

 


◯世の中の営業マンへ!

・日中ぶらぶらして何も生まないなら、

SEや技術職に転職してほしい!

自分の商品をきちんと理解していない

営業が沢山いる。

自分が買う側だったら、

技術も含めてちゃんと説明できる

営業マンから買いたくないか!?

 


◯自分の経歴

・芸能事務所に所属し、MCやモデルなど

色々やらせてもらった。

・大学時代はマジシャンアシスタントとして活躍。

最高月収60万円超。

 


◯どうしてコンサルに?

・マジックで一時的に楽しくすることはできるが、

人生丸ごと楽しく生きるには、

社会の仕組み、組織、仕事、お金の稼ぎ方、

人の心など、

もっと幅広いことを考えないといけない

と思ったから。

 


◯やってみたいこと

・若手営業マンの育成

コミュニケーション苦手な新人営業マンが

営業の仕方を勉強できる場所を作りたい。

そもそも、自分が営業されたこともないのに

社会に出ていきなり「営業をしろ」と

言われても、なかなかできないのは仕方ない。

そこでつまづいて潰れてしまわないような

環境や場所を作りたい。

・大企業の責任者クラスの人との交流

若手が病んでしまう原因が組織にあるなら、

幹部層と若手のコミュニケーションが

足りないのではないか?

自分もまだ企業幹部との接点は多くない。

そういう人と交流を深め、

意見を聞いてみたい。

・ITなど用いた営業の効率化

テクノロジーが進歩すると、

データ分析から予測できる需要は

機械的にアプローチできるようになる。

それは機械の仕事と割り切って効率化し、

潜在ニーズにアプローチできる営業マンのみ

必要とされて行くのではないか?

 


◯紹介してほしい人がいます

・事業拡大意欲のある社長

・若手の育成で悩む企業経営者

(愛知県内で4人以上の会社経営をしている方)

・若手営業マンで意欲の高い方

・大企業に勤めてはいるけど組織に

満足しておらず、組織を変えようとしている人

 


◯長い長い質問タイム(笑)

Q.将来どうなりたい?

A.もっと営業手法を磨いて、

人に伝えられるようになりたい

 


Q.テレアポが高確率で当たる秘訣は?

A.事前に電話先の会社の情報を集め、

相手のニーズなどを推測し、

30分くらいかけてトーク台本を作ってから

電話をかける。

(7件中5件の確率でアポがとれる)

 


Q.その秘訣は学んだの?自己流?

A.自己流がほとんど!

でも理論的に解明されてる部分もあるみたい。

理論を説明にうまく取り入れた方が

伝わるのかな…。

 


Q.なんでマジシャンを辞めたの?

A.学生時代に月収60万もらって、

自分のことは満足した。

他の人を稼がせたり、もっと世の中を知る方が

魅力的に思えたから。

 


Q.営業としての自分の強みは?

A.共感力。今は経営者の方と

お話しする機会が多い。

経営者の方はどん底を経験している人が多い。

どん底経験の話に、自分は結構共感できる。

そこを買ってもらえることは多い。

 


Q.独立を見据えていますか?

A.考えているけど、イベント主催したら

赤字になってしまった!

自分という存在を知ってもらうには、

独立する方がいいのか、

大きな組織にいた方が良いのかを

考える機会になった。

当面は今の会社で頑張る!

 


***

 


石川さんとは半年くらい前に

とあるイベントのお手伝いで知り合い、

お互い文学部ということで

文学部トークに花が咲き、

仲良くさせてもらっています。

若干24歳でここまで沢山の経験をし、

情熱を持って仕事をしている人は

滅多にいないと思います。

 


最後の方の質疑応答で、

「いじめられても、不登校には

ならなかったんですか?」

と聞かれて、

「ずっと学校の図書館にいて、

ある本全部読み尽くしました。

本を読んでると、世界は広いとわかるし、

自分が何かをしなきゃいけないということにも

気づかされる。

自分をいじめている人たちの

くだらない言葉に耳を貸すのはバカバカしかった。

世の中で自分が何をすべきかを考えられた。」

と答えていたのが印象的でした。

 


「自分の人生で何を叶えたいですか?」

と聞かれた時、

「お金持ちになりたい」

「家族が幸せであれば良い」

など、自分とその周辺のことについて

答える人が多く、それは間違っていない。

でも石川さんは常に、もっと広くて

社会的な目線で考えている。

それはおそらくいじめの体験を通して、

目の前の狭い世界の現実よりも

より広い世界に対して目を向けることを

学んで習慣化しているから、なんだろうなと。

 


自分が苦しんだことは、

きっと他の人も苦しんでいる。

自分の悩みや苦しみを解決する方法は、

きっと他の人を助けることができる。

それを社会に提供できれば、

苦しむ人は減り、社会はより良くなる。

個人的経験は社会的貢献に昇華できる。

そんなことを考えながら、

楽しくお話を聞くことができました。

石川さん、ありがとうございました!